代表挨拶

濱田 若葉

自分自身のファッションとの再会

私がこの事業を始めたきっかけは、自分自身のファッションへの悩みからでした。40代に差し掛かり、若い頃とは違ってボディラインが変わり、何を着たら良いのかがわからなくなってしまったんです。仕事を辞め、専業主婦として過ごしていた私は、自分が少しずつ錆びていくような感覚を抱いていました。

そんな時、ネットで骨格診断に出会いました。しかし、最初に試した3分類の診断では、本当にこれで良いのかという疑問が残りました。さらに調べるうちに、骨格12分類というもっと細かく診断できる方法を知り、これだと思って受講しました。この経験がきっかけで、骨格12分類とカラー21分類を学び、独立を前提にこの事業を始めることを決意しました。

2022年11月にこの知識を活かしてサロン2525を立ち上げ、同じようにファッションに悩む方々の助けになりたいという思いで活動を続けています。

ファッションの罠に陥った過去

事業を始めたばかりの頃、イベントに参加してもなかなかお客様が来てくれないことがありました。ファッションの知識を得た直後は、つい自分の「得意なもの」ばかりに目を向けてしまい、クローゼットをそれだけで構成しようとしました。

もちろん、得意な色や素材で構成することは悪くありませんが、結果的に自分のスタイルが限定されてしまい、トキメキが少なく、物足りなさを感じることもありました。そこから、「似合うだけでは本当にお洒落なのか?」という疑問を持つようになり、ファッションに対する考え方を少しずつ変えていきました。

お客様の笑顔が支えてくれた

ある日、一度は帰られたお客様が戻ってきたことがありました。その方は40代前半の主婦でありながらお仕事もされている方で、ずっと自分に似合うものが何かわからず悩んでいたようです。

その時は骨格診断を行い、お客様がこれまで似合うと思っていたものが実は違うことがわかりました。彼女はカジュアルなスタイルが好きだったのですが、診断の結果、実は綺麗めなスタイルが最も似合うということがわかり、それを取り入れることで大きな変化を感じていただけました。この成功体験が、私にとって大きな励みとなりました。

事業と向き合う中での試練

専業主婦から事業を立ち上げるにあたり、私はデジタル系の作業に苦手意識がありました。それでも必要だと思い、ホームページを自分で作成することに挑戦しました。本を購入し、夫の協力を得ながら数ヶ月かけて完成させました。また、SNSアカウントや公式LINEも立ち上げ、少しでもお客様に喜んでいただけるようにと努力しました。

しかし、なかなかお客様が来ない日々が続き、次第に焦りが生まれ、自信を失ってしまいました。大好きだったファッションがどうでもよくなり、最終的にはファッションから距離を置くという選択をしてしまいました。

それと同時に、更年期の影響で心も不安定になり、何も手につかない日々が続きました。

再び立ち上がり、見つけた答え

そんな日々が続いたある日、16時過ぎにふと鏡に映った自分の姿を見て愕然としました。ボサボサの髪、だらしないパジャマ姿を見て、「この姿が今の私の心理状態を映しているんだ」と痛感しました。そして、「自分で自分を大切にしなければ、誰も私を大切に扱ってくれない」と感じ、一念発起しました。

スタイリングの資料を集め、断捨離を行い、再びファッションと向き合いました。その過程で「毎日イチからコーディネートを考えるのは大変だ」と感じ、クローゼットをシステム化するというアイデアにたどり着きました。これが今のサロン2525のサービスに繋がっています。

あなたに伝えたいファッションの力

ファッションは「衣・食・住」の一部でありながら、今その瞬間を映し出す鏡でもあり、一瞬で変身できる魔法でもあります。私はこの魔法を使って、あなたが自分を大切に扱う習慣を身につけるお手伝いをしたいと思っています。

だからこそ、より「簡単に」「効率よく」日常を彩るファッションのシステム化をサポートし、あなたが輝く笑顔を取り戻すお手伝いをするのが私の使命です。

これからも、サロン2525を通じて、ファッションに悩む方々に寄り添い、あなたらしさを引き出すスタイル作りをサポートしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。